人生3回目になるWordCampですが、東京では初参加でした。
なんとなんと…という感じではありますが初参加時代からずっと当日スタッフをやっていますので、今回もご多分に漏れず当日スタッフで参加してきましたので、それらのまとめ的な何かを書いておこうと思います。
この記事の目次
ブログを書くまでがWordCamp
と言われるほど…なのですが、実は参加してブログに書くのは今回が初めて。
そんなこともあるので、過去のことも振り返りながら私のWordCampを終えたいと思います。
初参加は2012 Kansai
一応最初にお話ししておくと、僕は東京の人です。
丁度当時、GOUTENさんや瀬口さんをはじめ、関西の方と~~Twitterで~~繋がる機会があり、その流れで司会をしに行きました。当日スタッフ枠で、一番大きい部屋を丸一日担当。その後閉会式の司会をしながらLTを進行しました。
当時は正直「何言ってるのやら…?」みたいな内容もかなりありました。しかし今となっては、あの時に聞いていたいろいろな話がベースになって、こんなことも出来るよねー的な話もわかるようになってきました。
あれに参加してなかったらここまでWordPressを活用することも無かったかもしれません。
まぁ、正直初回から遠方のWordCampに参加するという訳のわからない感じになっていました。ちょっとおかしい人でした。
これでやっと僕のWordCamp 2012 Kansaiが終わりました。
2回目は2017 Kyoto
久々に日程も合い、WordCamp自体に参加できそうだ! ということでいったのはKyoto。5年ぶりの参加でしたが、内容がわかるようになって、正直やりやすくなっていました。
額賀さんをはじめ久々な方もいらっしゃいましたが、皆さんわいわい仲良くやってくれました。
コレを切っ掛けにLiquid Pressを知り、このブログに採用したという流れもあります。
ちなみにGOUTENさんと話をしながら、当日スタッフ応募の希望職種で「司会」だけにチェックを入れたのですが、それが全体的に話題でした。
やるならそこしか無いなーと思ったのでしょうが無い。遠方からなので、どうしても事前にいろいろやらないといけないようなタイプの物は難しいだろうし、打ち合わせが必要そうな物も難しいと思いました。
いや、別に結局は出来るのですが、僕の中で一番負荷の少ない役回りなので無事に一日司会でたすかりました。
このときも閉会式・LTと司会をしました。
これでやっと僕のWordCamp 2017 Kyotoが終わりました。
そして3回目は2017 Tokyo
実は2017 Kyotoの時の懇親会で、実行委員長の今井さんとお話しする機会がありました。そのときにスタッフの話をしていたのですが、いろいろな理由で実行委員としてのスタッフ募集期間には私の身動きが取れず、当日スタッフで司会として混ざった格好です。
事前準備もお手伝いするチャンスがあったのですが、ひたすら、過去のTシャツを額に収めて展示する準備をしたりしました。
さぁ、当日ですよ。はい。
1日目はセッションデー
初日はセッションデーでした。
皆さん来るのが早いから、開演の30分前くらいから起こしの方がちらほら。
焦りすぎよーみなさーん。
ちょっと出遅れてしまったのですが、準備は充分間に合ったような気がしてます。あれ? そう思ったの私だけですか?
まさかの一日司会詰め
今回、シフトを見たら、本当にお昼休憩しか無い司会詰めの日でした。
ということで、セッションは見たものが限られるのですが、それらを順番に振り返り。
大串さんのセッション
めがねさんのセッションでした。
朝イチにもかかわらず多くの方がお越しになっていましたね。
WordPressサイト構築プロジェクトマネジメント -何故プロジェクトはいつも最後にバタバタするのか- でした。
結論から言うと以下の通り。
– コミットの半分が修正など
– その分も見積もっておかないとダメだよね
– みんなでそう言う見積もりを出すようにしないと延々と改善しないよね
という感じでした。
それ以外にもプラグイン作者への感謝は星を付けて伝えようということだったりとか。質問をするなら直接やり取りするのでは無く、フォーラムを活用して、同じ質問を他の人から何回もしないで済むようにしようという話がありました。
なるほど納得。
石川さんのセッション
利用者数倍増! 観光協会サイト「ツアーガイドひかり」を引き継ぎ、活性化するまでの技術とプロセス
石川さんは山口県光市から。
なんだか凄いアイコンでしたが、気にしません。気になる方はTwitterを探してみましょう。
地方自治体のプロジェクトっていろいろな理由があって、なかなか自由のきかないことが多いのは確かだと思います。そんな中で軒並み2倍の成果を出せているっていうのは凄いなぁと思いました。まさに倍増ですね! いくつもある課題をどう解消していくかなども結構参考になりました。
話題のツアーガイドひかりはこちら。
堅木さん・戸田さんのセッション
安全なプラグインに必要なこと ~脆弱性届出状況に見る傾向と対策~
なかなかキャッチーなタイトルでしたが、実際にどのように対応しているのかなどをお話しいただきました。
プラグインの話がメインとはなっていましたが、実際の所テーマでも脆弱性があるものについて対応することもあるというお話だったかと思います。
JCERT CCというとなかなか凄い団体のイメージが強く、敷居が高いイメージでしたが、日々のいろいろな事について対応してくださっている団体なんですねー。
高見さんのセッション
WordPressをこれから始める人のためのテーマ講座
WordPressのオンラインコースを担当している身としては気になる部分が沢山。
目から鱗の対応方法なども沢山見つけました。
私の中ではセオリーとして、HTML/CSSを完了させてからテーマ化だったのですが、そうでは無い場合に高見さんの紹介していたアレコレは使える気がします。
ご本人は、反応の薄さを凄く心配していたのですが、多分関東の人ってそんな感じです。安心してください高見さん。
染谷さんのセッション
なぜ人は怪しい壺を欲しくなってしまうのか
ツボも売り方次第。情報印象操作次第でどうにでもなるんだぜっていうお話でした。ざっくりしすぎ?
実際に何人かに分かれて、現場で実験をしてみたりもしました。その結果、ちょっと見せ方を変えるだけで、同じ内容でも全然違う結果になることがわかりました。
その中でも見せ方の上手いLPの紹介などもあり、面白かったです。
宮内さんのセッション
WordPress プロジェクトのこれから
WP-CLIのコミッターでもある宮内さんですが、過去の脆弱性のお話などをされていたかと思います。
ニュースにもなった脆弱性問題ですが、Coreで認識したタイミングでは一切報告も無かったそうです。それらに対策を追加してリリースするタイミングで、世の中にその情報が知れ渡ったとのこと。
しかし、自動更新がONになっていれば問題ない物の、OFFにしているサイトで問題が起きたそうです。
結論としては、自動更新OFF禁止 ですね。
中村さんのセッション
組み合わせで簡単! WP REST APIとGitHubでつくる、よりよいメディア運営のワークフロー
ナユさんのセッションですね。
覚えているのは、TextLintを使うという事。あまりにも目から鱗でひたすらその辺の事を調べてしまいました。
早速この記事もTextLintを使って書いてみました。セッションタイトルにエラーが出ていて辛いです…。
あ、このセッションのタイミングでスダさんに会えました。高身長でびっくりしたのでした。
長谷川さん・占部さんのセッション
その設計大丈夫? 無理のないWordPressの設計と構築を考える
Kyotoでも会ったりしてることもあり、最後に無茶ぶりの質問しちゃってごめんなさい(懺悔)。
WordPressの標準で出来ることは上手く使おう。とか。プラグインで出来ることはプラグインで頑張ろうとか。
必要なプラグインであれば、それなりの数入れることは悪い事で無いという結論をもらいました。世の中でよくある、プラグイン多すぎダメ問題は気にしすぎって事みたいですね。
そして懇親会
いろーんな人にご挨拶してまわって、名刺切れを起こしましたごめんなさい。
いずれにしてもSaCSSにも参加できるチャンスは出来たし、アレコレご紹介する機会も出来たので、楽しかったです。お腹いっぱいになったよー。
さて、長くなってきたのでコントリビューターデーについては別に書きます。とりあえず、一日目は終わり!